慣れるまで

新しい仕事を始めた時は、いつでも最初は大変。慣れるまでは何かと新しいことばかりで、覚えなきゃいけないことも沢山。環境とか仕事内容が新しいんだから、そんなの当然。

 

って分かってるんだけど、

ちょっと細かいことを覚えておきたかったので書き留める。

  • 仕事内容
  • PCのシステム
  • 同僚の名前
  • 職場の屋内地図

 

それに加え、

  • 一緒に働く人たちが、どういうところに気を使うのか
  • あのひとこのひと、どのくらい仕事をこなす人なのか(書類は正確な人を参考にしたい、とか、受けてくれたタスクを忘れずにしてくれる人、よく忘れる人、とか)
  • 上司は、自身がミスした時に素直にすぐ認める人か、わりと上手くかわそうとする人なのか(→かわす人だったら指摘する時に結構気を遣う、)
  • ランチや退社などの時間感覚が厳しいのかラフなのか
  • 残業の勤怠ってどのくらいハッキリ付けるのみんな…?

等々。。。ハァ

 

そしてここは日本では無い。その場合、

  • 日本より時間とか服装とか勤務姿勢がカジュアルってイメージだし、見た感じそう。けど実際は同僚が多国籍だったりすると、そのへんの基準はどうなんだろうよく分からない
  • 質問する時に、頭の中で一応英語で整理するから瞬発力に欠ける→仕事を潰していくのに時間がかかる
  • 英語ビジネスメールが慣れないのでいちいち時間がかかる
  • 全部にものすごく時間が掛かるので残業をしなきゃついていけないからしてるけど、日本社会の残業当然地獄を知っているみんなは、「日本とは違うんだから明日でいいのよ」と言ってくれるけれども、実際本当についていけない&オーバーワークしていても結局は「日本人だよね〜(めっちゃ働くよね!)けど(ある程度)それを求めてます」って感じに見える。

 

何が言いたいかというと、パートタイムの時間を優に超えてフルタイムくらい働いているのです。こちらは経験重視とは聞いたことあるけど、この歳だし中途ってなるとどこでもある程度知ってるでしょっていうとこから始まるもんだな。オリエンちょろっとあとは本番やりながら覚えてって感じ。

付いていくのに必死〜、けど早く仕事覚えてもっとアイデア展開できたら面白いだろうなとイメージを膨らませてがんばる。

ビザ

今日出会った韓国人の女の子は、仕事を辞めてこちらの(たぶん語学)学校に通いに来ていた。半年くらい学校通いで滞在するのと、3ヶ月で切り上げてヨーロッパ周遊するのと2つ選択肢のうち、後者を選んでもうすぐ旅に出るとのこと。学費+ホームステイ代+エージェントを通したので、前者は生活費が高すぎるとのこと。(ユーロ高いし、確かに…)

私がワーホリしていること、今後も予定があることを話すととてもうらやましがっていた。国によってはワーホリビザを取得するのがものすごく狭き門だったりするし、隣国でも、韓国は日本と違ってカナダのワーホリビザだって取るのは難しいと聞いていた。そしてこちらの国も同様にそうそう取れるものではないらしい。日本は、毎年定員はあるものの割れることが多いと聞くし、私も抽選など無く書類だけで取得できた。

私は、あと10ヶ月しか無いな〜とか甘ったれたことを思っていた。ちょっとしか滞在できない、そもそも働けるビザだって取れないって環境でもこちらへ来て、短い中でも必死に色々と動き回って最大限に吸収しようとしている人がたくさん居るってことを、知っていたはずなのに忘れていた。

自分が置かれた環境を最大限に使うには、そのことを絶対に忘れてはいけない。自分に今ある機会の捉え方を、『〜しか無い』と思っては絶対にいけない。と自分に念を押す・・・

歴史

私は歴史についてほぼ何も頭に入っていないと言って良いほど何も知らない。学生時代に義務教育で習っただろうけど、本当に何も分からない。覚えているのは僅かにいくつかの語句と、日本の年号の順番くらい。世界史なんて、未履修問題の該当だったし、高校3年間で1度も教科書を使わなかった(という記憶)。けどこっちに来て、色々な遺跡や物語があまりにも歴史的なものが多いので、自ずと歴史に興味が湧いてきた。先日『ヨーロッパ史』って言葉を始めてグーグルで検索しました。アメリカやカナダでは、第1次世界大戦あたりのものはよく目にしたけど、こちらヨーロッパではもはや紀元前とか、4〜5世紀の遺跡だとかナントカ…。歴史に興味が湧くなんて初めて。良いきっかけだし、色々と調べ出したら止まらなくて楽しいんだけど、仕事探しをそっちのけで、ネットサーフィンへ逃げ出してしまうのは良くない。

スペイン人でも閉鎖的

先日ミートアップで会ったバルセロナから参加者の方と話していて教わったこと。

1ヶ月前にスペインに旅行に行ってスペインの気候と人々の笑顔と、がっつり胃袋を持ってかれたスペイン料理に心を掴まれていた私。10日間かけて周遊したけど、6月のスペインは本当に本当に明るくて美味しくて美しかった。

そんな思い出話をしていると、彼女は、スペインでも地域によってとても違いがあるよと教えてくれた。食文化などは少し知っていたけど、驚いたことは、カタルーニャ人(バルセロナのあるとこ)はclosed:閉鎖的なのだそう。なんでも今彼女が住んでいるシェアハウスにたまたま同じバルセロナ出身の人がいるとのこと(しかも、町も同じ)なんだけど、二人で話をしていても、スペイン出身と分かり→彼女:「へえ〜スペインのどこなの?」同居人「バルセロナ(それ以上語らず)」→「え、私もバルセロナ〜!バルセロナのどこ?」って具合で、こちらから聞かない限り自分のことをあまり話さないそう。

今まで出会ったスペイン人の友達や、観光中に接触した現地の人々の印象から、かなりオープンなイメージがあったけど、それも地域によるのか。オープンに見えたし気候も晴天、花や果物や陶器などの色彩も鮮やか、人々は目があうとニッコリ。それだけで=オープンという印象を持ったのかもしれない。

思い出した!トロントでのカルチャーショック?

3年前に初海外在住体験@トロントで、先入観を一掃される新鮮な思いをしたのに、どうしても思い出せずにいた。思い出そうとしてもその衝撃だけが頭に蘇って、中々何のことだったか思い出せなかったけど、先日何かの話の流れで思い出した(たぶん)!ちょっとだけ自信ないけどこれだったとおもう。

 

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英語って敬語がない とか 英語はダイレクトな物言いをする ってイメージがあったしそう言われるけど、実際は英語でも回りくどい物言いをして丁寧に表現したり、can→couldにすると丁寧な表現になったり、相手と時間的に距離を置く表現をすることによって丁寧になる。断る時もダイレクトではなくインダイレクトに断るし、how are you?に対しても具合が悪かったってgoodとかポジティブな答えしかしない。日本人は謙虚の人種だと言われるし、言葉にしないとか控えめという認識はあるけど、それはどういう状況でどう謙虚なのか、等の使い分け?が違うだけで、欧米と比較した時に『欧米人ははっきりものを言う⇔日本人ははっきり言わない謙虚』みたいなことだけでは理解が浅いし、誤解かもしれない。その言葉だけが一人歩きをしてしまい、私のように先入観を持ってしまう。けれど生活の中での経験や、語学学校で学んだ丁寧表現の作り方とか例文等でそれがひっくり返されたのだった。(気づいた時はまさにアハ体験。頭の中で何かが一掃された気分だった!)

思い出せてスッキリ⭐︎